“おぜん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
御膳90.0%
食卓5.0%
高脚膳5.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「さあ、もう御膳おぜんを下げたら好かろう」と細君をうながして、先刻さっき達磨だるまをまた畳の上から取って、人指指ひとさしゆびの先へせながら
(新字新仮名) / 夏目漱石(著)
おじいさんは、食卓おぜんにすわっても、さじをしっかりもっていられないで、スープを食卓布テーブルかけの上にこぼしますし、いちど口に入れたものも、ぎゃくもどりして流れでるようなありさまでした。
おもよどんはそんな事をいって、大きなお膳の上にのせたおすしの大皿と、もひとつの高脚膳おぜんにのせたものをはこんできた。その上には酒徳久利さかどっくりものっている——