“しよくたく”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
食卓88.9%
嘱託11.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
がツかりして歸(かへ)つて、食卓(しよくたく)につきながら、把手(とつて)の一箇(ひとつ)を家人(かじん)に示(しめ)して、これが責(せ)めて土偶(どぐう)の顏(かほ)でも有(あ)つたら、昨日(きのふ)の敗軍(はいぐん)を盛返(もりか)へすものをとつぶやくと
目(め)のぱつちりした美(うつく)しい一人(り)の女(おんな)が私(わたし)を食卓(しよくたく)の向側(むこうかわ)へ「どうぞ」と言(い)つて案内(あんない)してくれたが、誰(たれ)もまだ入(はい)つてこないので躊躇(ちうちよ)してゐるうちに、此方側(こつちかわ)の左手(ひだりて)の椅子(いす)を取(と)ることになつて
微笑の渦 (新字旧仮名) / 徳田秋声(著)
予は一介の嘱託(しよくたく)教授に過ぎなかつたから、予の呼吸し得た自由の空気の如きも、実は海軍当局が予に厚かつた結果と云ふよりも、或は単に予の存在があれどもなきが如くだつた為かも知れない。
入社の辞 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)