“てーぶる”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
卓子60.0%
食卓40.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
それを大急ぎで食卓てーぶるの上へ持って行ってぐ食べてもらわないと縮まっていけません。その代り二つりの玉子で四人前のお菓子が出来ます。
食道楽:秋の巻 (新字新仮名) / 村井弦斎(著)
なるほど大原は食卓てーぶるの前に坐して今日の用事も忘れたる如く楽しげに食事をなしてしきりにお登和嬢と何事をか語らう様子。
食道楽:秋の巻 (新字新仮名) / 村井弦斎(著)
西洋風にしても日本風にしても食事法の一番無作法なるものだ。それに食卓てーぶるの上へひじを掛けるのは西洋食事の大禁物だ。
食道楽:春の巻 (新字新仮名) / 村井弦斎(著)
小山も仔細しさいを知らずして主人に質問し「中川君、今日は正式の御馳走とうけたまわったが食卓てーぶるの御様子では西洋料理の御馳走らしい。しかるにこの割箸はどういう訳だね」
食道楽:春の巻 (新字新仮名) / 村井弦斎(著)