“テーブル”のいろいろな漢字の書き方と例文
ひらがな:てーぶる
語句割合
卓子65.4%
19.8%
食卓6.3%
洋卓2.9%
卓上2.0%
円卓1.0%
洋机0.7%
0.5%
小卓0.2%
三脚机0.2%
小卓子0.2%
書卓0.2%
飮臺0.2%
飲台0.2%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ジョバンニはすぐ入口から三番目の高い卓子テーブルにすわった人のところへ行っておじぎをしました。その人はしばらくたなをさがしてから、
銀河鉄道の夜 (新字新仮名) / 宮沢賢治(著)
そこの卓子テーブルの一隅にはパラマント・オン・パレードで男前を見せたかのマツイ翠声すいせいがお可笑かしな顔をしてスープをすすっていた。
職業婦人気質 (新字新仮名) / 吉行エイスケ(著)
私たちは、早速に船室ケビンの浴槽で、身体を温めて、さばさばした浴衣の着流しで、テーブルむかい合った。それから間もないことであった。
フレップ・トリップ (新字新仮名) / 北原白秋(著)
応接室といっても、テーブル椅子いすがあるわけではなく、がらんとした普通の六畳で、粗末そまつな瀬戸火鉢がまんなかに置かれてあった。
田舎教師 (新字新仮名) / 田山花袋(著)
そこで今晩飯が嵐の後の凪のように平和に食われつつあるのだ、家政婦のアンソニー夫人はむっとしたような面持で食卓テーブルの足のところにしゃがんでいる。
トクさんは塩辛くて喰べられないというし、ピロちゃんは鮎子さんがいつまでも食卓テーブルにへばりついているといって拳固げんこで背中をこづいた。
あいちやんは洋卓テーブル周圍しうゐのこらず見廻みまはしましたが、其上そのうへにはちやほかなにもありませんでした。
愛ちやんの夢物語 (旧字旧仮名) / ルイス・キャロル(著)
将棋歌留多かるたをやる所へ這入って腰をかけて見たが、三人の尻をおろしたほかは、椅子いす洋卓テーブルもことごとくいていた。
満韓ところどころ (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
そこも狭い土間で、中央には普通の卓上テーブルえてあった。
満韓ところどころ (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
「一体これまでの日本料理は、見た眼にはなかなか美しいが、味はつてみると一向うまくありませんね。」と尾崎氏は聴衆ききてが少いのが物足りないやうに、卓上テーブルに並んだ薬味台や洋酒の壜をじつと見比べた。
西村商会の応接室の円卓テーブルを囲んで、数名の人々が厳粛な会話を取交していた。
やがて、六人は円卓テーブルを囲んで座に着いた。
黒死館殺人事件 (新字新仮名) / 小栗虫太郎(著)
きたな階子段はしごだんを上がって、編輯局へんしゅうきょくの戸を開けて這入はいると、北側の窓際まどぎわに寄せてえた洋机テーブルを囲んで、四五人話しをしているものがある。
長谷川君と余 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
しかしそのうちテーブルを一つドカンとたたいて決心を据えると吾輩は、友吉親子を連れてコッソリと××を脱け出した。
爆弾太平記 (新字新仮名) / 夢野久作(著)
久我は入口の近くの小卓テーブルにつくと、もう一度念をいれて広間のなかを見廻した。しかし、そこには葵の顔は見あたらなかった。
金狼 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)
乃公は「珍世界」の写真を三脚机テーブルの上に置いたが、もう少しでどやされる所だった。珍世界だけあって事が荒い。片岡さんは訴えるとか何とか言って憤っていた。
いたずら小僧日記 (新字新仮名) / 佐々木邦(著)
そのほか窓際の小卓子テーブルの上に載っている卓上電話機の左手の大机の上に、得意然と輝いている卓上電燈の切子笠。
暗黒公使 (新字新仮名) / 夢野久作(著)
彼の部屋の、書卓テーブルゑてある窓へ、葡萄棚ぶだうだなの葉蔭をれる月の光がちら/\とし込んだ。
新らしき祖先 (新字旧仮名) / 相馬泰三(著)
手を振り腰を振りして、尖がつた狐のやうな顏を白く塗り立てたその踊り子は、時々變な斜視のやうな眼附きを見せて、扉と飮臺テーブルとの狹い間で踊つた。
子をつれて (旧字旧仮名) / 葛西善蔵(著)
手を振り腰を振りして、尖がった狐のような顔を白く塗り立てたその踊り子は、時々変な斜視のような眼附きを見せて、扉と飲台テーブルとの狭い間で踊った。
子をつれて (新字新仮名) / 葛西善蔵(著)