“テーブル”のいろいろな漢字の書き方と例文
ひらがな:てーぶる
語句割合
卓子65.6%
卓19.3%
食卓6.7%
洋卓2.7%
卓上1.8%
円卓0.9%
洋机0.9%
机0.7%
小卓0.4%
三脚机0.2%
小卓子0.2%
書卓0.2%
飮臺0.2%
飲台0.2%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
その卓子(テーブル)の近くの椅子の上へ腰をかけてよいのだか、また絨氈の上へ坐らねば失礼であるのだか、それさえお君にはわかりませんで
大菩薩峠:13 如法闇夜の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
道子の顔を魅入られたように見詰めて居た讃之助は、二足三足よろめくと、卓(テーブル)の角に片手を支えて、急に戦闘的な調子になりました。
葬送行進曲 (新字新仮名) / 野村胡堂(著)
トクさんは塩辛くて喰べられないというし、ピロちゃんは鮎子さんがいつまでも食卓(テーブル)にへばりついているといって拳固(げんこ)で背中をこづいた。
「さあ是(これ)で好(い)い」と代助は鋏(はさみ)を洋卓(テーブル)の上(うへ)に置いた。三千代は此不思議に無作法に活(い)けられた百合を、しばらく見てゐたが、突然(とつぜん)
それから (新字旧仮名) / 夏目漱石(著)
青林館の主人は自分ほどこの女に興味がなかったと見えて、好加減(いいかげん)に歩を移して、突き当りの部屋に這入った。そこも狭い土間で、中央には普通の卓上(テーブル)が据(す)えてあった。
満韓ところどころ (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
一方の壁に近く小円卓(テーブル)と一脚の長椅子が置いてあって、それを中心にして、七脚の椅子がグルッと円陣を張っている。机などはすっかり取りかたづけられ、室内にはその外(ほか)に何もない。
悪霊 (新字新仮名) / 江戸川乱歩(著)
三四郎は室(へや)の隅(すみ)にある洋机(テーブル)と、洋机(テーブル)の前にある椅子と、椅子の横にある本箱と、其本箱の中(なか)に行儀よく並(なら)べてある洋書を見廻して、此静かな書斎の主人(あるじ)は
三四郎 (新字旧仮名) / 夏目漱石(著)
部屋の中(なか)を見廻すと真中(まんなか)に大きな長い樫(かし)の机(テーブル)が置いてある。其上には何だか込み入つた、太(ふと)い針線(はりがね)だらけの器械が乗つかつて、其傍(わき)に大きな硝子(がらす)の鉢(はち)に水が入れてある。
三四郎 (新字旧仮名) / 夏目漱石(著)
と諸戸は云いながら、窓際の小卓(テーブル)にのせてあった紙包みを開いて見せたが、その中にはチョコレートの美しい罐や紙函が三つも四つも這入っていた。
孤島の鬼 (新字新仮名) / 江戸川乱歩(著)
乃公は「珍世界」の写真を三脚机(テーブル)の上に置いたが、もう少しで搏(どや)される所だった。珍世界だけあって事が荒い。片岡さんは訴えるとか何とか言って憤っていた。
いたずら小僧日記 (新字新仮名) / 佐々木邦(著)
そのほか窓際の小卓子(テーブル)の上に載っている卓上電話機の左手の大机の上に、得意然と輝いている卓上電燈の切子笠。その横に整然と排列されている新しい卓上書架。その上に並んだ金文字のクロス。
暗黒公使 (新字新仮名) / 夢野久作(著)
彼は又、その家の周囲(まはり)に薫(かん)ばしい匂(にほ)ひを放ついろいろの草花を植えた。彼の部屋の、書卓(テーブル)を据(す)ゑてある窓へ、葡萄棚(ぶだうだな)の葉蔭を洩(も)れる月の光がちら/\と射(さ)し込んだ。
新らしき祖先 (新字旧仮名) / 相馬泰三(著)
手を振り腰を振りして、尖がつた狐のやうな顏を白く塗り立てたその踊り子は、時々變な斜視のやうな眼附きを見せて、扉と飮臺(テーブル)との狹い間で踊つた。
子をつれて (旧字旧仮名) / 葛西善蔵(著)
手を振り腰を振りして、尖がった狐のような顔を白く塗り立てたその踊り子は、時々変な斜視のような眼附きを見せて、扉と飲台(テーブル)との狭い間で踊った。
子をつれて (新字新仮名) / 葛西善蔵(著)