“卓上”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
テーブル61.5%
たくじょう23.1%
たくじやう15.4%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
たちまち壁は開かれて、其の中にさんとして一基の真珠塔が輝いて居るではないか。突如佐瀬は卓上テーブルの花瓶を取って怒れる眼鋭くハッシと許り橋本目がけて投げつけた。
真珠塔の秘密 (新字新仮名) / 甲賀三郎(著)
幾何学きかがくの題は至極しごく平易なのであった、光一はすらすらと解説を書いた、かれは立って先生の卓上たくじょうに答案をのせつくえと机のあいだを通って扉口ドアぐちへ歩いたとき
ああ玉杯に花うけて (新字新仮名) / 佐藤紅緑(著)
一人ひとりわかそうちながら、むらさき袱紗ふくさいて、なかからした書物しよもつを、うや/\しく卓上たくじやうところた。またその禮拜らいはいして退しりぞくさまた。
(旧字旧仮名) / 夏目漱石(著)