“幾何学”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
きかがく75.0%
ジェオメトリー25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
幾何学（きかがく）の題は至極（しごく）平易なのであった、光一はすらすらと解説を書いた、かれは立って先生の卓上（たくじょう）に答案をのせ机（つくえ）と机のあいだを通って扉口（ドアぐち）へ歩いたとき
ああ玉杯に花うけて (新字新仮名) ／ 佐藤紅緑(著)
二点を求め得て之を通過する直線の方向を知るとは幾何学（きかがく）上の事、吾人（ごじん）の行為は二点を知り三点を知り、重ねて百点に至るとも、人生の方向を定むるに足らず
人生 (新字旧仮名) ／ 夏目漱石(著)
「どうも実社会のことは x＝b, b＝a, ∴ x＝a というようなパスカルのいわゆる「幾何学（ジェオメトリー）の精神（エスプリ）」
かれいの贈物 (新字新仮名) ／ 九鬼周造(著)