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きかがく
ふりがな文庫
“きかがく”の漢字の書き方と例文
語句
割合
幾何学
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
幾何学
(逆引き)
幾何学
(
きかがく
)
の題は
至極
(
しごく
)
平易なのであった、光一はすらすらと解説を書いた、かれは立って先生の
卓上
(
たくじょう
)
に答案をのせ
机
(
つくえ
)
と机のあいだを通って
扉口
(
ドアぐち
)
へ歩いたとき
ああ玉杯に花うけて
(新字新仮名)
/
佐藤紅緑
(著)
二点を求め得て之を通過する直線の方向を知るとは
幾何学
(
きかがく
)
上の事、
吾人
(
ごじん
)
の行為は二点を知り三点を知り、重ねて百点に至るとも、人生の方向を定むるに足らず
人生
(新字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
およそいかなる物でも物として
表裏
(
ひょうり
)
なきものはあるまい。いかに
薄
(
うす
)
き平面にても
苟
(
いやし
)
くも実物である以上は必ず表と裏とがある。表裏なき表面は、ただ
幾何学
(
きかがく
)
上に現れた理想的の形たるにとどまる。
自警録
(新字新仮名)
/
新渡戸稲造
(著)
「試験の答案に、援軍きたらず零敗すと書くなんて、こんな乱暴な話はありません」と
幾何学
(
きかがく
)
の先生がいった。
ああ玉杯に花うけて
(新字新仮名)
/
佐藤紅緑
(著)
片隅では光一をとりまいた四、五人が
幾何学
(
きかがく
)
によって座蒲団二枚を対比して論じていた。
ああ玉杯に花うけて
(新字新仮名)
/
佐藤紅緑
(著)
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