“こうそく”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
拘束63.6%
高足24.2%
拘捉3.0%
梗塞3.0%
鈎束3.0%
高速3.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
果然かぜん、列車が興安駅にくか著かないうちに、早くも警備軍の一隊がドヤドヤと車内に乱入すると、矢庭やにわに全員の自由を拘束こうそくしてしまった。
キド効果 (新字新仮名) / 海野十三(著)
阿蘭陀オランダ料理は源内先生の最も好むところで、このような珍味を食い葡萄酒を飲みながら植物学者ヤコブスの如き高足こうそくと談笑することは、この世での最上の愉快とするのだが
○仏蘭西にて画工詩人音楽家俳優等は方外の者と見なされ、礼儀に拘捉こうそくせざるもこれをとがむるものなし。
洋服論 (新字旧仮名) / 永井荷風(著)
されば乱世のために陸路が往々梗塞こうそくを免れなかったとしたところで、海というもののある以上、足利時代の交通がはなはだしく阻礙そがいされたと考えるのは、少しく早計ではあるまいか。
して地球に生息する一切の有機体をや、細は細菌より大は大象に至るまでの運命である、これ天文・地質・生物の諸科学が吾等に教ゆる所である、吾等人間ひとり此鈎束こうそくを免るることが出来よう
死生 (新字新仮名) / 幸徳秋水(著)
ですから、世界中どこへでも、高速こうそく地下鉄で行けるのです
三十年後の東京 (新字新仮名) / 海野十三(著)