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おど
ふりがな文庫
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(
おど
)” の例文
御所へ水を入れるところの
堰
(
せき
)
の蔭から、物をも言わず
跳
(
おど
)
り出でた三人の男がある。
大業物
(
おおわざもの
)
を手にして、
面
(
かお
)
も
身体
(
からだ
)
も真黒で包んでいた。
大菩薩峠:04 三輪の神杉の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
はっと思うたが及ばない、見れば猪口は一つ
跳
(
おど
)
って下の
靴脱
(
くつぬぎ
)
の石の上に
打付
(
ぶつか
)
って、
大片
(
おおきいの
)
は三ツ四ツ
小片
(
ちいさい
)
のは無数に
砕
(
くだ
)
けてしまった。
太郎坊
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
車夫は
諸声
(
いっせい
)
に
凱歌
(
かちどき
)
を揚げ、勢いに乗じて二歩を抽き、三歩を抽き、ますます
馳
(
は
)
せて、軽迅
丸
(
たま
)
の
跳
(
おど
)
るがごとく二、三間を先んじたり。
義血侠血
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
けさから一旦衰えかかった木枯しがまたはげしく吹きおろしてきて、馬の
鬣髪
(
たてがみ
)
のような白い浪が青空の下に大きく
跳
(
おど
)
り狂っていた。
鷲
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
土堤の右手の
壕
(
ほり
)
のようなところから、
鉄甲
(
てつかぶと
)
をかぶった水色羅紗の兵士が一人携帯電話機の受話器だけを持って
跳
(
おど
)
り出し、大喝一声
ノンシャラン道中記:02 合乗り乳母車 ――仏蘭西縦断の巻――
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
▼ もっと見る
宇佐川鉄馬は小さい身体を
跳
(
おど
)
らせると、苦もなく
生垣
(
いけがき
)
を越えて、四角な顔を醜く
歪
(
ゆが
)
めたまま、逃げ腰ながら一刀の
鯉口
(
こいぐち
)
を切ります。
銭形平次捕物控:109 二人浜路
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
手の切れるほどあたらしい紙幣であれば、私の心はいっそう
跳
(
おど
)
った。私はそれを無雑作らしくポケットにねじこみ、まちへ出掛けるのだ。
逆行
(新字新仮名)
/
太宰治
(著)
そうして明日は昨日よりも大きく賢くなって、寝床の中から
跳
(
おど
)
り出して来い。私は私の役目をなし遂げる事に全力を尽すだろう。
小さき者へ
(新字新仮名)
/
有島武郎
(著)
船長
(
せんちやう
)
も
一等運轉手
(
チーフメート
)
も
度
(
ど
)
を
失
(
うしな
)
つて、
船橋
(
せんけう
)
を
驅
(
か
)
け
上
(
あが
)
り、
驅
(
か
)
け
降
(
くだ
)
り、
後甲板
(
こうかんぱん
)
に
馳
(
は
)
せ、
前甲板
(
ぜんかんぱん
)
に
跳
(
おど
)
り
狂
(
くる
)
ふて、
聲
(
こゑ
)
を
限
(
かぎ
)
りに
絶叫
(
ぜつけう
)
した。
水夫
(
すゐふ
)
。
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
それでも馬の走りがゆるやかになったりすると、案内者は一種奇怪な叫び声をあげて、またもや馬を激しく
跳
(
おど
)
らせるのでした。
世界怪談名作集:05 クラリモンド
(新字新仮名)
/
テオフィル・ゴーチェ
(著)
優美高潔かね備えて、おしむところは短慮小心、大事のなしがたからん生れなるべけれども歳は、廿七、一度
跳
(
おど
)
らば山をも越ゆべしとある。
樋口一葉
(新字新仮名)
/
長谷川時雨
(著)
「ええ、存じています。あの
衝当
(
つきあたり
)
にあるのが摂津国屋の墓でございます。」抱かれている
穉子
(
おさなご
)
はわたくしを見て、
頻
(
しきり
)
に笑って
跳
(
おど
)
り上がった。
細木香以
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
その隙に客は座を
蹴
(
け
)
って立った。しかし梅八を突きのけて
跳
(
おど
)
りこんだ武田魁介が、逃げようとする客の肩をがっしとつかんだ。
新潮記
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
併
(
しか
)
し折れて電光の如く
跳
(
おど
)
つた
鋒尖
(
きつさき
)
はマス君の
袴
(
パンタロン
)
を
列
(
はげ
)
しく
割
(
さ
)
いたに過ぎなかつた。人人は奇蹟の様に感じてホツと
気息
(
いき
)
をついた。
巴里より
(新字旧仮名)
/
与謝野寛
、
与謝野晶子
(著)
紅い
庚申薔薇
(
こうしんばら
)
の花びらは、やがて蜜に
酔
(
よ
)
った蜂の後へ、おもむろに雌蜘蛛の姿を
吐
(
は
)
いた。と思うと蜘蛛は猛然と、蜂の首もとへ
跳
(
おど
)
りかかった。
女
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
妙信 あんなに
跳
(
おど
)
り込んで、また本堂の片すみにつく這いながら、自分の
邪婬
(
じゃいん
)
は知らぬことのように邪婬の畜生のとわめくのがはじまろうわ。
道成寺(一幕劇)
(新字新仮名)
/
郡虎彦
(著)
私は母を追い出したという父の弟らしい人に裏町であったとき、私は一種の狂気的な深い怨恨のために
跳
(
おど
)
りかかろうとさえ思ったのであった。
幼年時代
(新字新仮名)
/
室生犀星
(著)
二人は、玄関の出窓へ行って、そっと外を
覗
(
のぞ
)
いた。門を
跳
(
おど
)
り越えて来たらと、あらかじめの隠れ場所も、その間に考えていなければならない。
新編忠臣蔵
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
ちょうど私たちが尼寺の下へ来た時、わたしの馬が路から
跳
(
おど
)
り出ようとしたのを、そのままにひと
鞭
(
むち
)
あてて、路を突っ切って一目散に走らせた。
世界怪談名作集:12 幻の人力車
(新字新仮名)
/
ラデャード・キプリング
(著)
見ると七人の頭が小さな
辮子
(
べんす
)
を引いて眼の前に浮び上った。部屋中に浮び上って黒い輪に挟まれながら
跳
(
おど
)
り出した。
白光
(新字新仮名)
/
魯迅
(著)
そして
輕
(
かる
)
く
跳
(
おど
)
りあがる心を
制
(
せい
)
しながら、その城壁の頂きに
恐
(
おそ
)
る恐る檸檬を据ゑつけた。そしてそれは上出來だつた。
檸檬
(旧字旧仮名)
/
梶井基次郎
(著)
そして、いまにもなにか
不思議
(
ふしぎ
)
な、
珍
(
めずら
)
しいものが、その
小山
(
こやま
)
のいただきのあたりに
跳
(
おど
)
り
上
(
あ
)
がらないかと、はかない
空想
(
くうそう
)
を
抱
(
いだ
)
きながら
待
(
ま
)
っていたのでした。
北の少女
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
彼は武器の類はとらなかったが、僕に
跳
(
おど
)
りかかって来て、その長い腕を僕に巻きつけた。彼はもう自暴自棄になり、ただひたすら復讐の念に燃えていた。
空家の冒険
(新字新仮名)
/
アーサー・コナン・ドイル
(著)
師父ブラウンが持物を集めるために傍らをむいた時に、三人の警官は
薄暗
(
うすやみ
)
の木蔭から
跳
(
おど
)
り出た。フランボーは芸術家であり、またスポーツマンであった。
青玉の十字架
(新字新仮名)
/
ギルバート・キース・チェスタートン
(著)
その尾に
夥
(
おびただ
)
しく節あり、驚く時非常な力で尾肉を固く縮める故ちょっと
触
(
さわ
)
れば二、三片に
断
(
き
)
れながら
跳
(
おど
)
り廻る。
十二支考:04 蛇に関する民俗と伝説
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
彼方
(
かなた
)
の狐も一生懸命、
畠
(
はた
)
の作物を
蹴散
(
けち
)
らして、里の
方
(
かた
)
へ走りしが、
只
(
と
)
ある人家の
外面
(
そとべ
)
に、結ひ
繞
(
めぐ
)
らしたる
生垣
(
いけがき
)
を、
閃
(
ひらり
)
と
跳
(
おど
)
り越え、家の
中
(
うち
)
に逃げ入りしにぞ。
こがね丸
(新字旧仮名)
/
巌谷小波
(著)
轍の音が急に高くなり、車体がひどく
跳
(
おど
)
りだしたので、いよいよ馬車が丸石の鋪道へ乗りこんだことが分った。
死せる魂:01 または チチコフの遍歴 第一部 第一分冊
(新字新仮名)
/
ニコライ・ゴーゴリ
(著)
その
後
(
ご
)
その場におもむき実地
踏査
(
とうさ
)
を
遂
(
と
)
げたのに、どうして七、八歳の子供が一里余の山道を、しかもあまたの小流を
跳
(
おど
)
りつ越えつつ走ったろうと考えると
自警録
(新字新仮名)
/
新渡戸稲造
(著)
その時には、その池に一杯になる位沢山大きい鯉がいて、月明りの下で
盛
(
さかん
)
に
跳
(
おど
)
っていた。勿論養魚場だろうと思っていたのに、今度来て見ると一匹もいない。
由布院行
(新字新仮名)
/
中谷宇吉郎
(著)
今川橋
(
いまがはばし
)
の
際
(
きは
)
に
夜明
(
よあか
)
しの
蕎麥掻
(
そばが
)
きを
賣
(
う
)
り
初
(
そめ
)
し
頃
(
ころ
)
の
勢
(
いきほ
)
ひは千
鈞
(
きん
)
の
重
(
おも
)
きを
提
(
ひつさ
)
げて
大海
(
たいかい
)
をも
跳
(
おど
)
り
越
(
こ
)
えつべく、
知
(
し
)
る
限
(
かぎ
)
りの
人
(
ひと
)
舌
(
した
)
を
卷
(
ま
)
いて
驚
(
おどろ
)
くもあれば、
猪武者
(
いのしゝむしや
)
の
向
(
むか
)
ふ
見
(
み
)
ず
われから
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
電線が高くなったり低くなったり、
跳
(
おど
)
るようにして跡へ消えて
行
(
ゆ
)
く。折々停車場で列車が留まるが、寝ているのでプラットフォオムに立っている人は見えない。
みれん
(新字新仮名)
/
アルツール・シュニッツレル
(著)
宝永四年と云えば、富士が大暴れに暴れて、
宝永山
(
ほうえいざん
)
が一夜に富士の横腹を蹴破って
跳
(
おど
)
り出た年である。富士から八王子在の高尾までは、直径にして十里足らず。
みみずのたはこと
(新字新仮名)
/
徳冨健次郎
、
徳冨蘆花
(著)
御殿場のここの
駅路
(
うまやじ
)
、一夜寝て
午夜
(
ごや
)
ふけぬれば、まだ深き
戸外
(
とのも
)
の闇に、早や目ざめ
猟犬
(
かりいぬ
)
が群、
勢
(
きほ
)
ひ起き鎖曳きわき、
跳
(
おど
)
り立ち啼き立ち
急
(
せ
)
くに、朝猟の公達か、あな
観想の時:――長歌体詩篇二十一――
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
駅燈がちらと
車窓
(
まど
)
をかすめると、やがて車体が転車台のところでがたがた
跳
(
おど
)
ったものだから、うとうとしかけたばかりの若い女は、その震動と音響で目をさました。
ペルゴレーズ街の殺人事件
(新字新仮名)
/
モーリス・ルヴェル
(著)
麦畑の間にテントを張ったりあるいは林の中に敷物を敷いて
思い思いの面白い
(
種々の
)
遊びをなし、御馳走を喰い酒を飲みあるいは歌を
謡
(
うた
)
い踊を
跳
(
おど
)
るという遊びをするです。
チベット旅行記
(新字新仮名)
/
河口慧海
(著)
月より流るゝ
風
(
かぜ
)
梢
(
こずえ
)
をわたる
毎
(
ごと
)
に、一庭の
月光
(
げつくわう
)
と
樹影
(
じゆえい
)
と
相抱
(
あひいだ
)
いて
跳
(
おど
)
り、
白
(
はく
)
揺
(
ゆ
)
らぎ
黒
(
こく
)
さゞめきて、
其中
(
そのなか
)
を
歩
(
ほ
)
するの
身
(
み
)
は、
是
(
こ
)
れ
無熱池
(
むねつち
)
の
藻
(
も
)
の
間
(
ま
)
に
遊
(
あそ
)
ぶの
魚
(
うを
)
にあらざるかを
疑
(
うたが
)
ふ。
良夜
(新字旧仮名)
/
徳冨蘆花
(著)
孫は、あーッ駄目だッと思うと、西蔵犬に噛みつかれたまま、デューランに
跳
(
おど
)
りかかって、頭で彼を突き倒すと、左に匕首をとって相手の顔を
滅多斬
(
めったぎ
)
りにしてしまった。
雲南守備兵
(新字新仮名)
/
木村荘十
(著)
その
弾
(
たま
)
けむりの消えやらぬうちに、われは野獣の
吼
(
ほ
)
ゆるがごとき
獰猛
(
どうもう
)
なる叫び声を高く聞けり。モルガンはその銃を地上に投げ捨てて、
跳
(
おど
)
り上がって現場より走り
退
(
の
)
きぬ。
世界怪談名作集:04 妖物
(新字新仮名)
/
アンブローズ・ビアス
(著)
山から落ちた勢いをなし
崩
(
くず
)
しに持ち越して、追っ
懸
(
か
)
けられるように
跳
(
おど
)
って来る。だから川と云うようなものの、実は幅の広い
瀑
(
たき
)
を
月賦
(
げっぷ
)
に引き延ばしたくらいなものである。
坑夫
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
上から圧しつけるのを支えながら、
跳
(
おど
)
り上った梢は、高く岩角に這いあがり、振りかえって谷を通る人を、覗き込んでいる、この谷を通る人は、単調な一本道でありながら
谷より峰へ峰より谷へ
(新字新仮名)
/
小島烏水
(著)
右
(
みぎ
)
の
歌
(
うた
)
を
歌
(
うた
)
い
終
(
おわ
)
ると
共
(
とも
)
に、いつしか
私
(
わたくし
)
の
躯
(
からだ
)
は
荒
(
あ
)
れ
狂
(
くる
)
う
波間
(
なみま
)
に
跳
(
おど
)
って
居
(
お
)
りました、その
時
(
とき
)
ちらと
拝
(
はい
)
したわが
君
(
きみ
)
のはっと
愕
(
おどろ
)
かれた
御面影
(
おんおもかげ
)
——それが
現世
(
げんせ
)
での
見納
(
みおさ
)
めでございました。
小桜姫物語:03 小桜姫物語
(新字新仮名)
/
浅野和三郎
(著)
続いて石鹸だらけの肉体を
跳
(
おど
)
らせて、ザブンと荒々しく足を踏み入れた職人風の二人。彼等はもう必然的の労働の様に、妙に
亢揚
(
こうよう
)
した息使いで各々足の先で湯の中を探って廻った。
電気風呂の怪死事件
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
『エッ! 何んですって?』とルパンは
跳
(
おど
)
り上って驚いた。『ではドーブレクが……』
水晶の栓
(新字新仮名)
/
モーリス・ルブラン
(著)
近くの
野面
(
のづら
)
をわたり、べきべきたる落雲を破って、天と地との広大無辺な間隙を一ぱいにふるわす、チビ公はだまってそれを聞いていると、体内の血が
躍々
(
やくやく
)
と
跳
(
おど
)
るような気がする。
ああ玉杯に花うけて
(新字新仮名)
/
佐藤紅緑
(著)
僕が倒れると、その怪物は僕を
跳
(
おど
)
り越えて、船長へぶつかっていったらしかった。僕がさっき扉の前に突っ立っていた船長を見たときには、彼の顔は真っ蒼で一文字に口を結んでいた。
世界怪談名作集:13 上床
(新字新仮名)
/
フランシス・マリオン・クラウフォード
(著)
そして最後に、血に狂った怪人恩田が、激情の余波のやり場もなく、
跳
(
おど
)
り狂うようにして眼界を消え去ってしまうと、あとには人間の形態を失ったギラギラした色彩が乱れ散っていた。
人間豹
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
と口の
中
(
うち
)
にて
称名
(
しょうみょう
)
を唱え、枕橋の欄干へ手をかけて、ドブンと身を
跳
(
おど
)
らして飛込みにかゝると、
後
(
うしろ
)
に手拭を
鼻被
(
はなっかぶ
)
りにした男が立って居りましたが、この様子を見るより早くお雪を抱止め
粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分):02 粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分)
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
家
(
うち
)
へ訪ねて行っても同様に寂しいので、帰って来ればどこかへ来るだろうと、心待ちに待ち、電話の鈴が鳴るたびに胸が
跳
(
おど
)
り、お座敷がかかるたびに、お客が誰だか
箱丁
(
はこや
)
に聞くのだったが
縮図
(新字新仮名)
/
徳田秋声
(著)
それを隷官に
喫
(
く
)
わし、また往って大市橋のある処へ出たが、その橋の袂にいる乞児を見つけると、隷官を曳きとどめるようにして、突然その乞児の肩に
跳
(
おど
)
りあがり、頬を打ち
面
(
おもて
)
を
抓
(
つま
)
みだした。
義猴記
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
この時突然、店の庭先で太鼓がとどろいた、とんと物にかまわぬ人のほかは大方、
跳
(
おど
)
り立って、戸口や窓のところに駆けて出た、口の
中
(
うち
)
をもぐもぐさしたまま、手にナフキンを持ったままで。
糸くず
(新字新仮名)
/
ギ・ド・モーパッサン
(著)
“跳(マツダ・跳)”の解説
マツダ・跳(ハズミ・HAZUMI)は、マツダが製作したコンセプトカーである。
(出典:Wikipedia)
跳
常用漢字
中学
部首:⾜
13画
“跳”を含む語句
跳躍
跳上
跳込
跳梁
跳出
跳起
跳返
跳梁跋扈
一跳
高跳
跳舞
跳越
飛跳
心跳
跳足
跳付
跳退
跳廻
跋扈跳梁
跳猿
...