“跳足”の読み方と例文
読み方割合
ちょうそく100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
目をつぶってゆく気もちで、一跳足(ちょうそく)に、かれの体へ貼りついた。と、弦之丞、身をひねって
鳴門秘帖:05 剣山の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
唾(つば)でもするような舌打ちして、後も見ずに、枯れ木の間を縫い去ってゆく。智深は彼の「……べっ」と唾(つば)を吐いた唇鳴(くちな)らしが気にくわなかった。一跳足(ちょうそく)に追いすがって、錫杖(しゃくじょう)を横構えに。
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
片足をかけるや否、一跳足(ちょうそく)に、部屋の中へ跳(おど)り立ちましたが、とたんに、家のどこかへ穴でもあいたように、どっと一陣の風が吹ッこんで来たかと思うと、そこの行燈(あんどん)の灯が見事に攫(さら)われました。
江戸三国志 (新字新仮名) / 吉川英治(著)