“飛跳”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ひちょう50.0%
シプルング50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
その猛吼もうく飛跳ひちょうも次第に弱まり、いくたびか棒をんだが、その棒テコでも苦闘に落ちる。武松は迫って、また白額しろびたいの毛の根をつかみ、十二十打の鉄拳をつづけさまにくだした。
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
一切の生と、其プロバビリテイとポツシビリテイとを擧げて無價値と斷じ去る者こそ眞正に死を怖れない者であらうが、此の如く斷じ去るは厭世者の誇張である。飛跳シプルングである。
三太郎の日記 第一 (旧字旧仮名) / 阿部次郎(著)