“跳舞”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ちょうぶ75.0%
ダンス25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
シャンデリヤにネオンサインが螺旋らせんに巻きついた、水灯のような新衣裳のもとで、ロープモンタントをつけた女と華奢きゃしゃな男とが、スポットライトの色彩に、心と心を濡らして跳舞ちょうぶするのだ。
辻は火の跳舞ちょうぶと、家々の残骸と、煙る鉄甲てっこうの人影しかない。
新書太閤記:09 第九分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
ダンスホールではないから、ここには舞女ダンサーはいない。跳舞ダンスも同伴の女としているのだ。旗袍の裾の割れ目から女の足がちらちらと——暗いのでよけい目立つ。
いやな感じ (新字新仮名) / 高見順(著)