“踏査”の読み方と例文
読み方割合
とうさ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そのその場におもむき実地踏査とうさげたのに、どうして七、八歳の子供が一里余の山道を、しかもあまたの小流をおどりつ越えつつ走ったろうと考えると
自警録 (新字新仮名) / 新渡戸稲造(著)
その目的が、柴田勝家とやがての決戦を期す必然な大戦場の実地踏査とうさにあったのはいうまでもなかろう。
新書太閤記:09 第九分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
どちらも私が実地に踏査とうさしたのではないが、案内記を信用してう書いておく。
小夜の中山夜啼石 (新字旧仮名) / 岡本綺堂(著)