“鼻被”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
はなっかぶ50.0%
はなっかむり50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
と口のうちにて称名しょうみょうを唱え、枕橋の欄干へ手をかけて、ドブンと身をおどらして飛込みにかゝると、うしろに手拭を鼻被はなっかぶりにした男が立って居りましたが、この様子を見るより早くお雪を抱止め
しきりに争うておる処へ、ガラリと縁側の障子を開けて這入って来た男を見ると、紋羽もんぱの綿頭巾を鼻被はなっかむりにして、結城ゆうき藍微塵あいみじん単衣ひとえものを重ねて着まして、盲縞の腹掛という扮装こしらえ
闇夜の梅 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)