“鈞”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
きん88.9%
はり11.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
お杉の方に気がねでもあるかのごとく、もじもじと京弥が言いもよったので、退屈男は千きんの重みある声音こわねで強く言いました。
「もうそんなかけ声を出さなくてもよいようになった、という文句には、まさに千きんの重みがありますわい。」
次郎物語:02 第二部 (新字新仮名) / 下村湖人(著)
いつもあの重いランプをかけることにしていたはりに、紐をむすびつけて、昨日私たちに見せたあの箱の上から飛んでぶらさがったものらしいですね
入院患者 (新字新仮名) / アーサー・コナン・ドイル(著)
そのはりからぶらさがっている様子は、どうしても人間だとは思われなかったと云っても、少しも誇張ではないのである。
入院患者 (新字新仮名) / アーサー・コナン・ドイル(著)