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万鈞
ふりがな文庫
“万鈞”の読み方と例文
読み方
割合
ばんきん
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ばんきん
(逆引き)
二葉亭に接近してこの鋭どい
万鈞
(
ばんきん
)
の重さのある鉄槌に思想や信仰を粉砕されて、
茫乎
(
ぼうこ
)
として行く処を
喪
(
うしな
)
ったものは決して一人や二人でなかったろう。
二葉亭余談
(新字新仮名)
/
内田魯庵
(著)
しかし久美子の日記の中の『S』の字は、今や
万鈞
(
ばんきん
)
の重みをもって、彼の全生活を押えつけているのでした。
Sの背中
(新字新仮名)
/
梅崎春生
(著)
万鈞(ばんきん)の例文をもっと
(2作品)
見る
“万鈞”の意味
《名詞》
物が非常に重いこと。
(出典:Wiktionary)
万
常用漢字
小2
部首:⼀
3画
鈞
漢検1級
部首:⾦
12画
“万”で始まる語句
万
万一
万歳
万事
万年青
万更
万斛
万々
万屋
万端
“万鈞”のふりがなが多い著者
梅崎春生
内田魯庵