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澱
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おり
ふりがな文庫
“
澱
(
おり
)” の例文
心の
澱
(
おり
)
——それが消そうとすればするほど、却って一杯にひろがってきてしまうのをどうすることもできなかったのだった。
小説 円朝
(新字新仮名)
/
正岡容
(著)
魚釣りの
澱
(
おり
)
が水底に沈んで純粋な目的だけがのこるようになるには一千回もここに通わなければなるまい。だが、そういう浄化の作用は絶えずおこなわれているのであろう。
森の生活――ウォールデン――:02 森の生活――ウォールデン――
(新字新仮名)
/
ヘンリー・デイビッド・ソロー
(著)
この夢の酔いごこちは永遠の悲しみの
澱
(
おり
)
を大将の胸に残したようである。
源氏物語:41 御法
(新字新仮名)
/
紫式部
(著)
そして興奮が
澱
(
おり
)
のやうに殘つてゐた。
受験生の手記
(旧字旧仮名)
/
久米正雄
(著)
それはビーアの
澱
(
おり
)
をよどませ
『春と修羅』
(新字旧仮名)
/
宮沢賢治
(著)
▼ もっと見る
底なる
澱
(
おり
)
に醉はんとて
天地有情
(旧字旧仮名)
/
土井晩翠
(著)
澱
(
おり
)
未
(
ま
)
だ
成
(
な
)
らぬ
新造酒
(
にひみき
)
の
孔雀船
(旧字旧仮名)
/
伊良子清白
(著)
もういまはなんの心の
澱
(
おり
)
もなく、ああ、師匠のお蔭で新しい道が拓けた。
小説 円朝
(新字新仮名)
/
正岡容
(著)
こゝのうま酒
澱
(
おり
)
にがし
天地有情
(旧字旧仮名)
/
土井晩翠
(著)
澱
漢検準1級
部首:⽔
16画
“澱”を含む語句
沈澱
澱粉
澱粉質
沈澱物
夕澱
澱河歌
沈澱党
沈澱組
澱川
澱滓
澱粉粒