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横暴
ふりがな文庫
“横暴”の読み方と例文
読み方
割合
おうぼう
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
おうぼう
(逆引き)
嘘さえ言えぬ未完成な生命なのだ。教養の不足して
居
(
い
)
る小さな
粗暴漢
(
そぼうかん
)
だ。そして恥や遠慮を知る大人を無視した
横暴
(
おうぼう
)
な存在主張者だ。
かの女の朝
(新字新仮名)
/
岡本かの子
(著)
このさわぎとともに、
徳川家以外
(
とくがわけいがい
)
の
溜
(
たま
)
り
場
(
ば
)
のものは、かれらの
横暴
(
おうぼう
)
をひそかに
不快
(
ふかい
)
に思っていたので、みな見て見ぬふりして山をおりてしまった。
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
常に強者の
横暴
(
おうぼう
)
を極むる事を見て義憤する時、
飜
(
ひるがえ
)
つてこの頼りなき色彩の美を思ひその
中
(
うち
)
に潜める哀訴の
旋律
(
メロディ
)
によりて、暗黒なる過去を再現せしむれば
江戸芸術論
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
横暴(おうぼう)の例文をもっと
(5作品)
見る
“横暴”の意味
《名詞》
横暴(おうぼう)
わがまま勝手で乱暴なこと。また、そのようなさま。
(出典:Wiktionary)
横
常用漢字
小3
部首:⽊
15画
暴
常用漢字
小5
部首:⽇
15画
“横”で始まる語句
横
横町
横柄
横面
横着
横浜
横合
横川
横臥
横腹
“横暴”のふりがなが多い著者
吉川英治
岡本かの子
永井荷風
海野十三
小川未明