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『手品師と蕃山』
ふりがな文庫
『
手品師と蕃山
(
てじなしとばんざん
)
』
手品といふものは、余り沢山見ると下らなくなるが、一つ二つ見るのは面白いものだ。むかし、備前少将光政が、旅稼ぎをする手品師の岡山の城下に来たのを召し出して、手品を見た事があつた。 一体大名や華族などといふものは、家老や家扶たちの手で、始終上手 …
著者
薄田泣菫
ジャンル
文学 > 日本文学 > 評論 エッセイ 随筆
文字種別
新字旧仮名
読書目安時間
約3分(500文字/分)
朗読目安時間
約4分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
居
(
あ
)
乃公
(
わし
)
自惚
(
うぬぼれ
)
各自
(
めいめい
)
肚
(
はら
)