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下積
ふりがな文庫
“下積”の読み方と例文
読み方
割合
したづみ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
したづみ
(逆引き)
実は俺も生れてから四十五年、ここへ坐っ
居
(
と
)
ったが、イヨイヨこの
家
(
うち
)
へ居ると四十六の年が取れん位、借金の
下積
(
したづみ
)
になっとる。
近世快人伝
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
仏蘭西
(
フランス
)
などに在つては何かの機会で世に
著
(
あらは
)
れた詩人の
下積
(
したづみ
)
に成つて、
老
(
おい
)
も若きも多数の作家は
全
(
まつた
)
く
泛
(
うか
)
ぶ瀬を失ひ、勢ひヌエの様に諦めを附けて
独
(
ひとり
)
を楽しむ外は無いのである。
巴里より
(新字旧仮名)
/
与謝野寛
、
与謝野晶子
(著)
あの暗灰色の
菱形
(
ひしがた
)
の
魚
(
うお
)
を、三角形に積んで、
下積
(
したづみ
)
になったのは、軒下の石に
藍
(
あい
)
を流して、上の方は、浜の砂をざらざらとそのままだから、海の底のピラミッドを影で
覗
(
のぞ
)
く
鮮
(
あたらし
)
さがある。
卵塔場の天女
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
下積(したづみ)の例文をもっと
(6作品)
見る
下
常用漢字
小1
部首:⼀
3画
積
常用漢字
小4
部首:⽲
16画
“下”で始まる語句
下
下手
下駄
下手人
下谷
下婢
下総
下司
下野
下僕
“下積”のふりがなが多い著者
与謝野寛
三遊亭円朝
泉鏡太郎
夢野久作
泉鏡花
与謝野晶子