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『お守り』
ふりがな文庫
『
お守り
(
おまもり
)
』
——君、ダイナマイトは要らないかね? 突然、友人の関口が僕にいった。四、五年ぶりでひょっこり銀座で逢い、小料理屋の二階に上りこんで飲んでいる途中だった。 関口とは、高校までがいっしょだった。いま、彼は建築会社につとめている。だからダイナマイ …
著者
山川方夫
ジャンル
文学 > 日本文学 > 小説 物語
初出
「三社連合」北海道新聞日曜版、1960(昭和35)年3月
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約14分(500文字/分)
朗読目安時間
約23分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
革鞄
(
かわかばん
)
憶
(
おぼ
)
誰
(
だれ
)
芯
(
しん
)
頬
(
ほお
)
鞄
(
かばん
)
闇
(
やみ
)
鍵
(
かぎ
)
銚子
(
ちょうし
)
逢
(
あ
)
跫音
(
あしおと
)
親父
(
おやじ
)
要
(
い
)
呆然
(
ぼうぜん
)
結
(
ゆ
)
細紐
(
ほそひも
)
符牒
(
ふちょう
)
相槌
(
あいづち
)
玩具
(
おもちゃ
)
火傷
(
やけど
)
挨拶
(
あいさつ
)
愛撫
(
あいぶ
)
喧嘩
(
けんか
)
呻
(
うめ
)