“符牒”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ふちょう87.3%
ふてふ10.9%
しるし1.8%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
元来自分とと重吉の間にただ「あのこと」として一種の符牒のように通用しているのは、実をいうと、彼の縁談に関する件であった。
手紙 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
「實はな、八、この手拭の染め模樣が何かの符牒に違ひないと思つて、俺は五日考へたよ」
「金子を転々と埋め変えて、そのつど符牒をつけたのが、ほかならぬ吉田武左衛門なのだよ。……の門下の中にあっても、信用のおける人物であった」
娘煙術師 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)