“符籙”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ふろく60.0%
かじふだ40.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
従って日本においても修験道の所為しょいなど道家くさいこともあり、仏家が「九字」をきるなど、道家のじゅを用いたり、符籙ふろくの類を用いたりしている。
魔法修行者 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
さては妖怪にきまったと急いで相集まり、印環と強勢の符籙ふろくり付けた鎖を、乞食体の真王に渡し、導いて宮に入ると、今まで王位に座しいたアスモデウス大いに叫んで逃れ去り
「そうだね、玄妙観へ行って、魏法師に頼むより他に途がないね、魏法師は、もとの開府王真人おうしんじんの弟子で、符籙かじふだにかけちゃ、天下一じゃ」
牡丹灯記 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)
「そうだね、玄妙観げんみょうかんへ往って魏法師ぎほうしに頼むより他にみちがないね、魏法師は、もと開府王真人かいふおうしんじんの弟子で、符籙かじふだにかけては、天下第一じゃ」
牡丹灯籠 牡丹灯記 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)