“ふろく”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
符籙60.0%
扶禄20.0%
附録20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
さては妖怪にきまったと急いで相集まり、印環と強勢の符籙ふろくり付けた鎖を、乞食体の真王に渡し、導いて宮に入ると、今まで王位に座しいたアスモデウス大いに叫んで逃れ去り
勤め向の不首尾により、妻木右太之進三月目には御役御免になり、三年目にはもう扶禄ふろくを召し放されて、一介の浪人になって居りました。
折々をり/\おそろしい音してねずみの走る天井てんじやうからホヤの曇つた六分心ろくぶしんのランプがところ/″\宝丹はうたんの広告や都新聞みやこしんぶんの新年附録ふろくの美人画なぞでやぶをかくしたふすまを始め、飴色あめいろに古びた箪笥たんす
すみだ川 (新字旧仮名) / 永井荷風(著)