“六分心”の読み方と例文
読み方割合
ろくぶしん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
折々をり/\おそろしい音してねずみの走る天井てんじやうからホヤの曇つた六分心ろくぶしんのランプがところ/″\宝丹はうたんの広告や都新聞みやこしんぶんの新年附録ふろくの美人画なぞでやぶをかくしたふすまを始め、飴色あめいろに古びた箪笥たんす
すみだ川 (新字旧仮名) / 永井荷風(著)
折々恐しい音してねずみの走る天井からホヤの曇った六分心ろくぶしんのランプがところどころ宝丹ほうたんの広告や『都新聞みやこしんぶん』の新年附録の美人画なぞでやぶをかくしたふすまを始め、飴色あめいろに古びた箪笥たんす
すみだ川 (新字新仮名) / 永井荷風(著)