“旺溢”の読み方と例文
読み方割合
おういつ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
一首の歌に「詩」を打ち込まんとする芸術心の衰弱とが旺溢おういつしはじめつつあったことを感じさせられるのである。
中世の文学伝統 (新字新仮名) / 風巻景次郎(著)
船長はまだ例の「死」のそうから離れないが、元気は旺溢おういつしている。こう突然に愉快そうになったので、私はさきに彼が陰気であった時よりも更に面喰らった。