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嬉
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う
ふりがな文庫
“
嬉
(
う
)” の例文
互いに
嬉
(
う
)
れしとも憐れとも思わぬようなり、紀州はそのまま行き過ぎて後振向きもせず、源叔父はその
後影
(
うしろかげ
)
角
(
かど
)
をめぐりて見えずなるまで
目送
(
みおく
)
りつ
源おじ
(新字新仮名)
/
国木田独歩
(著)
と、呼ぶ声がきこえたときの
嬉
(
う
)
れしさったら、まるでボーッと顔がほてるくらいだ。
こんにゃく売り
(新字新仮名)
/
徳永直
(著)
夏
(
なつ
)
の
初
(
はじめ
)
の
旅
(
たび
)
、
僕
(
ぼく
)
は
何
(
なに
)
よりも
是
(
これ
)
が
好
(
すき
)
で、
今日
(
こんにち
)
まで
數々
(
しば/\
)
此
(
この
)
季節
(
きせつ
)
に
旅行
(
りよかう
)
した、
然
(
しか
)
しあゝ
何等
(
なんら
)
の
幸福
(
かうふく
)
ぞ、
胸
(
むね
)
に
樂
(
たの
)
しい、
嬉
(
う
)
れしい
空想
(
くうさう
)
を
懷
(
いだ
)
きながら、
今夜
(
こんや
)
は
彼
(
あ
)
の
娘
(
むすめ
)
に
遇
(
あ
)
はれると
思
(
おも
)
ひながら
湯ヶ原より
(旧字旧仮名)
/
国木田独歩
(著)
“嬉”の解説
嬉(うれし)は、大阪府富田林市南東部の一地域。同市域の石川右岸、金胎寺山西麓にあたる(富田林市嬉)。
(出典:Wikipedia)
嬉
漢検準1級
部首:⼥
15画
“嬉”を含む語句
嬉々
嬉敷
嬉笑
嬉戯
嬉遊笑覧
嬉遊
心嬉
嬉涙
嬉野
嬉泣
御嬉
嬉気
游嬉
陳嬉
相嬉
遊嬉
佚楽戯嬉
嬉貌
嬉色
嬉石
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