“心嬉”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
こころうれ50.0%
こゝろうれ50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
自分は祖母が自分を愛するようにこの娘を愛している様子、と自分が祖母を慕うように娘が祖母を慕ッている様子、とを見て何となく心嬉こころうれしく思ッた。
初恋 (新字新仮名) / 矢崎嵯峨の舎(著)
拔出ぬけいだし麹町三丁目へ到り其所そこか此所かと尋ぬるうちに門札かどふだに村井と表名へうめいの有りければ心嬉こゝろうれしく爰が長庵のたくにて小夜衣はさぞ待詫まちわびつらんと玄關形げんくわんかたちの履脱くつぬぎへ立入て案内を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)