“嬉笑”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
きしょう60.0%
あざけり20.0%
きせう20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
余は常に学校に行くをたのしみとせしが、学問するが面白きにはあらで、学校にて衆童と遊戯嬉笑きしょうするが面白きゆゑなりき。
二葉亭四迷の一生 (新字新仮名) / 内田魯庵(著)
或人は嬉笑あざけりをうけ、鞭打れ、縲絏なわめ囹圄ひとやの苦を受け
わらひは量的に分てば微笑びせう哄笑こうせうの二種あり。質的に分てば嬉笑きせう嘲笑てうせう苦笑くせうの三種あり。……予が最も愛する笑は嬉笑嘲苦笑と兼ねたる、爆声の如き哄笑なり。
LOS CAPRICHOS (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)