“縲絏”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
なわめ44.4%
るいせつ44.4%
るゐせつ11.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
囚人ら聞きいたるに、俄かに大いなる地震おこりて、牢舎の基ふるい動き、その戸たちどころに皆ひらけ、すべての囚人の縲絏なわめとけたり
殊に自分のために一方ひとかたならぬ骨を折ってくれたツァ・ルンバ及びセラ大学における教師、保証人らが縲絏るいせつの苦を受けて居るということを聞いては
チベット旅行記 (新字新仮名) / 河口慧海(著)
貴所に此の最後の——縲絏るゐせつの耻辱を御懸おかけ申すのも、私の弱き心からで御座います
火の柱 (新字旧仮名) / 木下尚江(著)