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『初秋の一日』
ふりがな文庫
『
初秋の一日
(
しょしゅうのいちにち
)
』
汽車の窓から怪しい空を覗いていると降り出して来た。それが細かい糠雨なので、雨としてよりはむしろ草木を濡らす淋しい色として自分の眼に映った。三人はこの頃の天気を恐れてみんな護謨合羽を用意していた。けれどもそれがいざ役に立つとなるとけっして嬉し …
著者
夏目漱石
ジャンル
文学 > 日本文学 > 評論 エッセイ 随筆
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約4分(500文字/分)
朗読目安時間
約6分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
葬
(
ほうぶ
)
下
(
おろ
)
直
(
じき
)
越
(
ごえ
)
顰
(
ひん
)
出
(
いだ
)
相見
(
しょうけん
)
夜
(
よる
)
翌朝
(
あくるあさ
)
細
(
こま
)
下
(
くだ
)
年歯
(
とし
)
爽
(
さわや
)
異
(
こと
)
露
(
つゆ
)
鮮
(
あざ
)
佗
(
わ
)
稲田
(
いなだ
)
真赤
(
まっか
)
鶏頭
(
けいとう
)
穿
(
は
)
簇
(
むらが
)
糠雨
(
ぬかあめ
)
素足
(
すあし
)
縁
(
ふち
)
老
(
ふ
)
耽
(
ふけ
)
芒
(
すすき
)
草鞋
(
わらじ
)
萱葺
(
かやぶき
)
覗
(
のぞ
)
超
(
こ
)
上
(
のぼ
)
足袋
(
たび
)
踏
(
ふ
)
車輛
(
しゃりょう
)
鎖
(
とざ
)
開基
(
かいき
)
間
(
ま
)
音
(
ね
)
庫裡
(
くり
)
久濶
(
きゅうかつ
)
乞
(
こ
)
伴
(
つ
)
倣
(
なら
)
傍
(
そば
)
切通
(
きりどお
)
勘定
(
かんじょう
)
合点
(
がてん
)
埋
(
うず
)
執
(
と
)
嬉
(
うれ
)
小作
(
こづく
)
巡錫
(
じゅんしゃく
)
幌
(
ほろ
)
由来
(
ゆらい
)
後
(
あと
)
徘徊
(
はいかい
)
愛嬌
(
あいきょう
)
懸札
(
かけふだ
)
挨拶
(
あいさつ
)
推
(
お
)
木槿
(
むくげ
)
果
(
はて
)
梶棒
(
かじぼう
)
殻
(
から
)
淋
(
さび
)
濡
(
ぬ
)
独言
(
ひとりごと
)
球
(
たま
)