“上郷”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
かみごう25.0%
かみがう25.0%
かみさと25.0%
かみのごう25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
一 遠野郷とおのごうは今の陸中上閉伊かみへい郡の西の半分、山々にて取りかこまれたる平地なり。新町村しんちょうそんにては、遠野、土淵つちぶち附馬牛つくもうし、松崎、青笹あおざさ上郷かみごう小友おとも綾織あやおり鱒沢ますざわ宮守みやもり達曾部たっそべの一町十ヶ村に分かつ。
遠野物語 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
一 遠野郷とほのがうは今の陸中上閉伊かみへい郡の西の半分、山々にて取り囲まれたる平地なり。新町村にては、遠野、土淵つちぶち附馬牛つくもうし、松崎、青笹、上郷かみがう小友をとも綾織あやおり鱒沢ますざは宮守みやもり達曾部たつそべの一町十か村に分かつ。
遠野物語 (新字旧仮名) / 柳田国男(著)
信州飯田いいだから少しはなれた上郷かみさと村の雲彩寺うんさいじの庭に、杉の大木の下からいている清水がそれで、その為にそこにいるいもりは左の眼が潰れているといいます。
日本の伝説 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
越後国上郷かみのごうの生れで、牛飼いの子だという。彼の十五、六歳のとき、狩猟かりか何かの出先から謙信が、その異形いぎょうを見て連れかえり、宇佐美駿河守の組へ
上杉謙信 (新字新仮名) / 吉川英治(著)