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かみごう
ふりがな文庫
“かみごう”の漢字の書き方と例文
語句
割合
上郷
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
上郷
(逆引き)
一
遠野郷
(
とおのごう
)
は今の陸中
上閉伊
(
かみへい
)
郡の西の半分、山々にて取り
囲
(
かこ
)
まれたる平地なり。
新町村
(
しんちょうそん
)
にては、遠野、
土淵
(
つちぶち
)
、
附馬牛
(
つくもうし
)
、松崎、
青笹
(
あおざさ
)
、
上郷
(
かみごう
)
、
小友
(
おとも
)
、
綾織
(
あやおり
)
、
鱒沢
(
ますざわ
)
、
宮守
(
みやもり
)
、
達曾部
(
たっそべ
)
の一町十ヶ村に分かつ。
遠野物語
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
上郷
(
かみごう
)
村の熊という男、友人とともに雪の日に六角牛に狩に行き谷深く入りしに、熊の足跡を見出でたれば、
手分
(
てわけ
)
してその跡を
覔
(
もと
)
め、自分は峯の方を行きしに、とある岩の
陰
(
かげ
)
より大なる熊此方を見る。
遠野物語
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
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