“夜半楽”の読み方と例文
読み方割合
やはんらく100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
蕪村はみずから号して「夜半亭やはんてい蕪村」と言い、その詩句を「夜半楽やはんらく」と称した。まことに彼の抒情詩のリリシズムは、古き楽器の夜半に奏するセレネードで、侘しいオルゴールの音色に似ている。
郷愁の詩人 与謝蕪村 (新字新仮名) / 萩原朔太郎(著)