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持堪
ふりがな文庫
“持堪”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
もちこた
85.7%
もちこら
14.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
もちこた
(逆引き)
引手茶屋は、ものの半年とも
持堪
(
もちこた
)
えず、——残った不義理の借金のために、大川を深川から、身を
倒
(
さかさま
)
に浅草へ
流着
(
ながれつ
)
いた。
第二菎蒻本
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
彼等が滅亡の日に出會すと、ちやうどかうした巨大胃の病人が食斷ちしたやうに、少しの
持堪
(
もちこた
)
へもなく死んでしまふ。
飛鳥寺
(旧字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
持堪(もちこた)の例文をもっと
(6作品)
見る
もちこら
(逆引き)
遊廓問題に行き悩んでゐる府知事の
智慧袋
(
ちゑぶくろ
)
のやうに、
量
(
かさ
)
の小さい鴉の
心
(
しん
)
の臓は、この怖ろしい出来事に出遭つて
何
(
ど
)
うにも
持堪
(
もちこら
)
へる事が出来なかつたのだ。
茶話:02 大正五(一九一六)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
持堪(もちこら)の例文をもっと
(1作品)
見る
持
常用漢字
小3
部首:⼿
9画
堪
常用漢字
中学
部首:⼟
12画
“持”で始まる語句
持
持出
持前
持余
持主
持上
持合
持来
持囃
持病
“持堪”のふりがなが多い著者
薄田泣菫
徳田秋声
吉川英治
泉鏡花
野村胡堂