“剩餘”のいろいろな読み方と例文
新字:剰余
読み方割合
あまり33.3%
じようよ33.3%
つり33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
蒟蒻こんにやくはおしながもんだから、ぜにはみんなおめえげつてくべ」勘次かんじ銅貨どうくわをぢやら/\とおしな枕元まくらもとけた。おしな銅貨どうくわを一つ/\勘定かんぢやうした。さうして資本もとでいてもいくらかの剩餘あまりがあつたので
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)
かの唯、べんを辯ずる者どもは、形状言けいじやうげん剩餘じようよをもて、實體もなき多くの怪物を造りつつ
頌歌 (旧字旧仮名) / ポール・クローデル(著)
「驚くよ、まさに一言もないところだ。餘人は知らず萬屋善兵衞、三の川で渡し守からお剩餘つりを取る老爺だ。自分で首などを吊る人間ぢやない」