“あまり”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:アマリ
語句割合
68.4%
12.6%
剰余5.3%
甘利3.2%
余剰2.1%
有余2.1%
余歳1.1%
剩餘1.1%
剰水1.1%
残殽1.1%
餘剩1.1%
餘波1.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しかもかくのごときはただこれ困窮のでたことで、他に何等の煩悶があってでもない。この煩悶のに「鐘声夜半録」は成った。
若し衆我をして一和せしめむとせば、われに衆我を容れてある宇宙大の理想なかるべからず。われ未だこれに當るに遑あらずと。
柵草紙の山房論文 (旧字旧仮名) / 森鴎外(著)
実際私たちは、怪しいお客の剰余じゃないんである。駅から町長の案内で、海岸寄りのBB旅館の前に初めは立った。
フレップ・トリップ (新字新仮名) / 北原白秋(著)
要するに、依然たる騎馬精鋭をもって、まず山県三郎兵衛以下、甘利、跡部、小笠原の諸隊は、猛然と、柵外の佐久間信盛と大久保忠世の手勢へ、襲いかかって来たのである。
新書太閤記:05 第五分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
くなる前には、自身の履歴、形見分けの目録、後の処分の事まで明細に書きし、うが如き貧しさの中から葬式万端の費用を払うて余剰ある程の貯蓄をして置いた事が後で分かりました。
みみずのたはこと (新字新仮名) / 徳冨健次郎徳冨蘆花(著)
とんとん拍子にが来て、深川夫人は嫣然顔、人いきりに面りて、ほんのり、生際を浮べ、四十有余肥大紳士に御給仕をしたまいながら
貧民倶楽部 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
「六十余歳かとも見えまするが……」
蔦葛木曽棧 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
蒟蒻はおがもんだから、はみんなおめえげつてくべ」勘次銅貨をぢやら/\とお枕元けた。お銅貨を一つ/\勘定した。さうして資本いてもらかの剩餘があつたので
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)
其間をトマムの剰水盆景千松島と云った様な緑苔って、流るゝとはなく唯硝子を張った様に光って居る。やがてに来た。
みみずのたはこと (新字新仮名) / 徳冨健次郎徳冨蘆花(著)
を買うにも主人の次には猫の分を取った。残殽を当てがうような事は決してなかった。時々は「猫になりたい」という影口もあった。
二葉亭余談 (新字新仮名) / 内田魯庵(著)
山間の寂しい小學校にゐた間、俸給の餘剩を積んでつて、獨り稽古で勝手な音を出して、夜毎にこれをんでゐたことが、涙ぐまるゝやうな追憶となつて、乾いた彼れの心をはした。
入江のほとり (旧字旧仮名) / 正宗白鳥(著)
餘波にかゝりて、くがく、てぞ大木樹上つて、しが、齊眉美女なるびぬ。
妙齢 (旧字旧仮名) / 泉鏡花(著)