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殽
ふりがな文庫
“殽”の読み方と例文
読み方
割合
さかな
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
さかな
(逆引き)
殽
(
さかな
)
を買うにも主人の次には猫の分を取った。
残殽
(
あまり
)
を当てがうような事は決してなかった。時々は「猫になりたい」という
影口
(
かげぐち
)
もあった。
二葉亭余談
(新字新仮名)
/
内田魯庵
(著)
朝といえども省かない。
殽
(
さかな
)
には
選嫌
(
えりぎらい
)
をしなかったが、のだ
平
(
へい
)
の
蒲鉾
(
かまぼこ
)
を
嗜
(
たし
)
んで、
闕
(
か
)
かさずに出させた。
渋江抽斎
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
隣りの猫に
殽
(
さかな
)
を取られた不平咄、毎日の出来事を些細の問題まで洗いざらい落なく書き上げておる。
八犬伝談余
(新字新仮名)
/
内田魯庵
(著)
殽(さかな)の例文をもっと
(4作品)
見る
殽
部首:⽎
12画
“殽”を含む語句
酒殽
残殽
佳殽
殽核
“殽”のふりがなが多い著者
内田魯庵
森鴎外