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洄
ふりがな文庫
“洄”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
まき
50.0%
めぐ
50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
まき
(逆引き)
人取る魔の淵は音を立てぬ、案外おとなしく秀吉の前では澄ましかえったが、其の底知れぬ深さの蒼い色を
湛
(
たた
)
えた静かな淵には、馬も呑めば羽をも沈めようという
洄
(
まき
)
を為して居るのである。
蒲生氏郷
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
洄(まき)の例文をもっと
(1作品)
見る
めぐ
(逆引き)
其間をトマムの
剰水
(
あまり
)
が
盆景
(
ぼんけい
)
の
千松島
(
ちまつしま
)
と云った様な
緑苔
(
こけ
)
の
塊
(
かたまり
)
を
洄
(
めぐ
)
って、流るゝとはなく唯
硝子
(
がらす
)
を張った様に光って居る。やがて
麓
(
ふもと
)
に来た。
みみずのたはこと
(新字新仮名)
/
徳冨健次郎
、
徳冨蘆花
(著)
洄(めぐ)の例文をもっと
(1作品)
見る
洄
部首:⽔
9画
“洄”のふりがなが多い著者
徳冨健次郎
徳冨蘆花
幸田露伴