トップ
>
余剰
>
あまり
ふりがな文庫
“
余剰
(
あまり
)” の例文
旧字:
餘剩
山間の寂しい小学校にいた間、俸給の
余剰
(
あまり
)
を積んで
購
(
あがな
)
って、
独稽古
(
ひとりげいこ
)
で勝手な音を出して、夜ごとにこれを
弄
(
もてあそ
)
んでいたことが、涙ぐまるるような追憶となって、乾いた彼れの心を
潤
(
うる
)
おした。
入江のほとり
(新字新仮名)
/
正宗白鳥
(著)
亡
(
な
)
くなる前には、自身の履歴、形見分けの目録、後の処分の事まで明細に書き
遺
(
のこ
)
し、
洗
(
あら
)
うが如き貧しさの中から葬式
万端
(
ばんたん
)
の費用を払うて
余剰
(
あまり
)
ある程の貯蓄をして置いた事が後で分かりました。
みみずのたはこと
(新字新仮名)
/
徳冨健次郎
、
徳冨蘆花
(著)
“余剰”の意味
《名詞》
余剰(よじょう)
余り。残り。剰余。
(出典:Wiktionary)
余
常用漢字
小5
部首:⼈
7画
剰
常用漢字
中学
部首:⼑
11画
“余”で始まる語句
余
余所
余程
余裕
余燼
余韻
余計
余波
余所行
余所目