“あまつ”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:アマツ
語句割合
62.5%
天津20.8%
12.5%
女子4.2%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
あまつさえT市の鍵が吾輩のところにあるのを知ると、仮面の悪人どもをかたらいあらゆる悪辣なる手段を弄してその奪還を図ったのだ。
深夜の市長 (新字新仮名) / 海野十三(著)
『題知らず……躬恒みつね……貫之つらゆき……つかわしける……女のもとへ……天津あまつかりがね……』おおわれ知らず読んだか。
武蔵野 (新字新仮名) / 山田美妙(著)
いろ蒼白まッさを!……ほかにもたれやら? や、パリスどのまで? あまつさへ血汐ちしほひたって?……あゝ/\、なんといふ無慚むざん時刻じこくぢゃ、如是こんなあさましいことをば一とき爲出來しでかすとは!……や、ひめ身動みうごきやる。
「この女子あまつこ、めんこい顏してるど。」
防雪林 (旧字旧仮名) / 小林多喜二(著)