“御蔭石”の読み方と例文
読み方割合
みかげいし100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
その松の木の生えている明屋敷あきやしきが久しく子供の遊場になっていたところが、去年の暮からそこへ大きい材木や、御蔭石みかげいしを運びはじめた。
鼠坂 (新字新仮名) / 森鴎外(著)
植木屋の前を通るとき、ダアリアの咲いているあたりを見たが、四枚並べて敷いてある御蔭石みかげいしが、萩の植わっている処から右に折れ曲っていて、それより奥は見えなかった。
青年 (新字新仮名) / 森鴎外(著)