“御簾蔭”の読み方と例文
読み方割合
みすかげ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そこからは、這うように行き、やがて黒木の御所のうちをそっとうかがった。奥の御簾蔭みすかげには人影なく、ただ一点の小さい灯だけが白かった。
私本太平記:06 八荒帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)