“御簾中”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ごれんちゅう77.8%
ごれんちう11.1%
ごれんちゆう11.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
で、藤のつぼねの手で、隔てのおふすまをスツとける。……其処そこで、卿と御簾中ごれんちゅうが、一所いっしょにお奥へと云ふ寸法であつた。
妖魔の辻占 (新字旧仮名) / 泉鏡花(著)
かけられ諸人のために仰付られけるとかや右過料くわれう御政事ごせいじに當りてまこと諸人しよにんの爲と成て可なりしとかや江戸いけはた本門寺ほんもんじは紀州の御菩提所ごぼだいしよなれば吉宗公と御簾中ごれんちう本門寺ほんもんじ御葬送ごさうそう
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
「拙者は指ヶ谷町に住居いたす、御簾中ごれんちゆう樣御用人島五六郎樣用人川前市助と申すもの、主人名代としてまかり越しました」