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付
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つか
ふりがな文庫
“
付
(
つか
)” の例文
又七殿訴へなば
大亂
(
たいらん
)
となり白子屋の
家名
(
かめい
)
立難
(
たちがた
)
しお常殿は女の事故
其處
(
そのところ
)
へ氣も
付
(
つか
)
れざるは
道理
(
もつとも
)
の事なれども
能々
(
よく/\
)
勘辨
(
かんべん
)
ありて
隨分
(
ずゐぶん
)
又七殿を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
○「エ、なんだ、慌てるにも程があるもんでございますよ、
私
(
わし
)
へぶっ
付
(
つか
)
って、ハア、
提灯
(
ちょうちん
)
もなにも消されて仕舞った」
根岸お行の松 因果塚の由来
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
それでないとこの先の見込みが
付
(
つか
)
ないからと
諄々
(
じゅんじゅん
)
と清吉の不勉強や不品行や
物覚
(
ものおぼえ
)
の悪い点を列挙して、清吉の教育法について
呉々
(
くれぐれ
)
も心配してくれたのである。
蝋人形
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
銀の
猫
(
ねこ
)
捨
(
すて
)
た所が
西行
(
さいぎょう
)
なりと喜んで
誉
(
ほ
)
むる
輩
(
ともがら
)
是も
却
(
かえっ
)
て雪のふる日の寒いのに気が
付
(
つか
)
ぬ
詮義
(
せんぎ
)
ならん。
風流仏
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
頼
(
たの
)
み外へ
遣置
(
やりおき
)
急立
(
せきたつ
)
心
(
こゝろ
)
を
鎭
(
しづ
)
めて
覗見
(
のぞきみ
)
るに
平
(
へい
)
四郎は
夜具
(
やぐ
)
に
凭
(
もた
)
れて
鼻唄
(
はなうた
)
を
唄
(
うた
)
ひ居るにぞ
能
(
よく
)
御出
(
おいで
)
なんしたと
屏風
(
びやうぶ
)
の中に
入
(
いり
)
主
(
ぬし
)
に御聞申事が
有
(
ある
)
と
布團
(
ふとん
)
の上へ
上
(
あが
)
りけれども
何
(
なん
)
の氣も
付
(
つか
)
ぬ
處
(
ところ
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
▼ もっと見る
フ相談
付
(
つか
)
ぬは知れた事、百両出すなら呉れてもやろうがとお辰を
捉
(
とら
)
え
立上
(
たちあが
)
る
裙
(
すそ
)
を抑え、吉兵衛の云う事をまあ下に居てよく聞け、人の身を
売買
(
うりかい
)
するというは
今日
(
こんにち
)
の理に外れた事
風流仏
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
照らし給ふ故其盜人が知ましたと云を
聞
(
きゝ
)
惣内
親子
(
おやこ
)
はハツと
面
(
かほ
)
を赤らめしを
組頭
(
くみがしら
)
の佐治右衞門は氣も
付
(
つか
)
ず進み出夫は他國の
盜人
(
ぬすびと
)
か村内の者か
憎
(
にく
)
き奴なり
早々
(
さう/\
)
吟味さつしやれと
張肱
(
はりひぢ
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
最早
(
もはや
)
三月
(
みつき
)
近くなるにも心
付
(
つか
)
ねば、まして奈良へと日課十里の
行脚
(
あんぎゃ
)
どころか
家内
(
やうち
)
をあるく勇気さえなく、昼は
転寝
(
うたたね
)
勝
(
がち
)
に時々
怪
(
け
)
しからぬ
囈語
(
うわごと
)
しながら、人の顔見ては
戯談
(
じょうだん
)
一
(
ひ
)
トつ云わず、にやりともせず
風流仏
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
付
常用漢字
小4
部首:⼈
5画
“付”を含む語句
心付
取付
追付
打付
見付
押付
言付
縁付
仰付
喰付
落付
寄付
片付
云付
申付
目付
顔付
貼付
近付
引付
...