“回々教”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
フイフイきょう66.7%
ふいふいきょう16.7%
フイフイけう16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しかしこの柔和なれとおしうるはひと耶蘇教やそきょうに限ったことでない。道徳とさえいえば、マホメットの回々教フイフイきょうを除き、たいてい柔和にゅうわの徳を主として教えざるものはない。
自警録 (新字新仮名) / 新渡戸稲造(著)
「白河戸郷というの土地にも、同じように回々教ふいふいきょうの信者が、集まっているようでございますな」
生死卍巴 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
もうになつたころだ。ふか谷間たにまそこ天幕テントつた回々教フイフイけう旅行者りよかうしやが二三にん篝火かがりびかこんでがやがやはなしてゐた。
火を喰つた鴉 (新字旧仮名) / 逸見猶吉(著)