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回々教
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フイフイきょう
ふりがな文庫
“
回々教
(
フイフイきょう
)” の例文
しかしこの柔和なれと
訓
(
おし
)
うるは
独
(
ひと
)
り
耶蘇教
(
やそきょう
)
に限ったことでない。道徳とさえいえば、マホメットの
回々教
(
フイフイきょう
)
を除き、たいてい
柔和
(
にゅうわ
)
の徳を主として教えざるものはない。
自警録
(新字新仮名)
/
新渡戸稲造
(著)
キリスト教を捨てて
回々教
(
フイフイきょう
)
に改宗するように強制されたにもかかわらず、彼は自分の信仰を裏切ることを
肯
(
がえ
)
んじないで受難を選び、生皮を
剥
(
は
)
がれながら、キリストをたたえて
カラマゾフの兄弟:01 上
(新字新仮名)
/
フィヨードル・ミハイロヴィチ・ドストエフスキー
(著)
耶蘇教
(
やそきょう
)
の信者の女房が、
主
(
しゅ
)
キリストと抱かれて寝た夢を見たと言うのを聞いた時の
心地
(
こころもち
)
と、
回々教
(
フイフイきょう
)
の
魔神
(
ましん
)
になぐさまれた夢を見たと言うのを聞いた時の
心地
(
こころもち
)
とは、きっとそれは違いましょう。
春昼
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
回々教
(
フイフイきょう
)
と新月形
話の種
(新字新仮名)
/
寺田寅彦
(著)
けがらわしい
回々教
(
フイフイきょう
)
へ転んだのは、全く罪深いことに違いありませんよ、しかし、それにしても、責め苦を受けるというところまではいかないで済んだはずですよ、だって、その時
カラマゾフの兄弟:01 上
(新字新仮名)
/
フィヨードル・ミハイロヴィチ・ドストエフスキー
(著)
回
常用漢字
小2
部首:⼞
6画
々
3画
教
常用漢字
小2
部首:⽁
11画
“回々教”で始まる語句
回々教祖