“旧態”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
もと40.0%
きゅうたい40.0%
キュウタイ20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
... 旧態もと通りに治癒なおるって事は、ま、大体絶望らしいな」と助役はここで一寸いずまいを正して
とむらい機関車 (新字新仮名) / 大阪圭吉(著)
などという依然たる旧態きゅうたいの保守一点張りな老臣組もあったが、いかに時流にうとい政職まさもとの眼からてもそんな小策や糊塗ことでは、もう到底、毛利家とて釈然しゃくぜんたらざることは余りにも明確であった。
黒田如水 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
モシモソレヲ怠ッタルトキハ、彼ノ神通力ハ瞬時ニ消滅シ、物ミナ旧態キュウタイモドルベシ、リテアダムハ、飼育セル多数ノ鼠ヲ変ジテ多クノ男女ヲ作リモロモロノ物品ヲ作リナセリ
軍用鼠 (新字新仮名) / 海野十三(著)