“政職”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
まさもと75.0%
まさより25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
官兵衛もまた洒然しゃぜんと黙りこくっているので、ついに主人小寺政職まさもとの一族小川三河守までが、肚にすえかねたような面色をもっていい出した。
黒田如水 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
官兵衛に対しては、秀吉から私信で、あらかじめその事ある旨を伝えて来ていたので、当然としていたが、主家の小寺政職まさもと
黒田如水 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
話の起りは、この一げつの年始状からの事で、春早々氏の玄関に投げ込まれた数多い年始状のなかに「榊原政職まさより」といふ人から寄こした一枚の葉書があつた。