“恢復期”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
かいふくき88.9%
くわいふくき11.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
その少年は脊椎カリエス患者だったが、もうすっかり恢復期かいふくきにあって、毎日数時間ずつヴェランダに出ては、せっせと日光浴をやっていた。
燃ゆる頬 (新字新仮名) / 堀辰雄(著)
第二には病後の恢復期かいふくきや衰弱の予防のために滋養物を多く与える事です。第三には食物の成分を変化させて病気をなおす事です。
食道楽:冬の巻 (新字新仮名) / 村井弦斎(著)
恢復期くわいふくきの精神病患者がかぎりなき悲哀ひあいの Irony に耽けるやうに
東京景物詩及其他 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)